読書メモ 実践Vim
- 作者: DrewNeil,新丈径
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: Kindle版
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Vimについての実践的な内容。(タイトルのまんま)
だいじなこと
- とりあえず.(ドットコマンド)で繰り返す!繰り返せるよう操作を積み重ねてく。
- オペレーションとモーションを習得。
第1章 Vimのやり方
TIP1:ドットコマンドとは
- ドットコマンドは直前の変更を繰り返す
TIP2:DRY
複合コマンド
C 現在カーソルから行末まで文字変更。c$と同じ。
S 現在行を文字変更、
s 1文字変更。変更後も挿入モードのまま。 clと同じ。
I 行頭に挿入
A 行末に挿入
o カーソル位置の下に改行
O カーソル位置の上に改行
TIP6 ドットの公式
理想形は、移動にキー入力1回、何かするのにキー入力1回。
第1部 モード
第2章 ノーマルモード
TIP8 アンドゥはひとまとめに
挿入モードに入った瞬間からノーマルモードに戻るまでの入力が、アンドゥの単位となる。 (ドットコマンドの繰り返しも同様の単位となる)
TIP11 繰り返しで済むなら、回数を指定しない
2dwとかしないでdw.とした方が良い。 繰り返し、アンドゥの単位がひとつの方が扱いやすい。
TIP12 統合して統治せよ
オペレータ+モーション=アクション
よく使うオペレータコマンド
g~ 大文字小文字の入れ換え
gu 小文字化
gU 大文字化
オペレータコマンドを連続入力して呼び出すと、現在行に適用される
第3章 挿入モード
TIP13 挿入モードで簡単修正
C-h 直前の1文字削除
C-w 直前の1単語を削除
C-u 行頭までを削除
メモ
CapsLockキーはあんま意味ないので、ctrlとかescキーに再マッピングすると良い。 (日本語配列だったら無変換キーも再マッピングして良いと思う!)
TIP15 挿入モードでレジスタから貼り付け
C-r{register}
TIP16 簡単な計算をその場で実行
- C-r= Expressionレジスタからの戻り値を入力
第4章 ビジュアルモード
TIP21 ビジュアルな選択範囲の定義
- o 選択範囲の始点と終点を入れ替える
TIP23 可能ならばビジュアルコマンドではなくオペレータを優先しよう
その方がドットコマンドとの連携がしやすい
第5章 コマンドラインモード
TIP30 選択範囲に対してノーマルモードのコマンドを実行する
ビジュアルモードで選択し、:normal . 選択範囲にドットコマンド実行
:normal I// 行頭に//挿入
TIP31 直前のExコマンドを繰り返す
@:
TIP33 カーソル位置にある単語をコマンドプロンプトに挿入
- C-rC-w
例︎ testをカーソル位置の単語に置換 :%s/test/C-rC-w/g
TIP34 履歴からコマンドを呼び出す
q:で呼び出す
:qで閉じる
CRで実行
TIP35 シェルでコマンドを実行
:!でシェルコマンドを実行
引数もわたせる :!cmd % (編集中のファイル名をわたしている)
:read !cmd コマンドの標準出力を、バッファに送り込める
:read !ls ➡︎ls結果を編集中のバッファに挿入
:write !cmd コマンドの標準入力にバッファの内容を使用する
第6章 複数ファイルの管理
TIP36 バッファリストを使ってオープン中のファイルを管理する
- :ls
バッファリストを表示する
- %記号 ウィンドウに現在表示されてるバッファ
- #記号 代替ファイル(ひとつ前に表示していたファイル)
➡︎C-^で切り替えられる - +記号 保存されてない変更あり
- :bp 前のバッファ
- :bn 次のバッファ
TIP37 引数リストを使ってバッファをコレクションにまとめる
- :prev 前のファイル
- :next 次のファイル
バッファリストは机みたいなものだ。つまり、いつもゴチャゴチャしている。引数リストは独立した作業場所で、広々と作業をしたいときのために、いつでもきれいになっている。
第7章 ファイルのオープンとディスクへの保存
:e .
現在の作業ディレクトリでファイルエクスプローラをオープン
:E
アクティブなバッファのディレクトリでファイルエクスプローラをオープン
第3部 スピードアップ
ここから更に重要。
テキストオブジェクトとか。